腰痛の原因は実は85％は日常生活からくる物と言われてます。（日本整形外科学会 2012年 発表）
日常生活や習慣生活が原因と言われています。実際、整形外科でレントゲン写真をとっても「異常なし！」「湿布を出しときます！」などと言われたことがあると思います。
では、日常生活や生活習慣を直せば、勝手に良くなるということではないのです。
そこになるまで（痛くなるまで）骨盤をはじめ、あらゆるところが悪くなっているのですね。
ですので、どんな治療（湿布やマッサージ、けん引）をしても根本の骨盤を始めとする骨格を整えていかないとなかなか改善しません。いやもっと悪くなる可能性があります。
そして腰痛を抱えているの多くの患者様が誤った日常生活を送っていたり、誤った知識を覚えているから腰痛事態を改善させるのは実は難しいことではありません。
誤った日常生活や知識というのは例えば
コルセットで固定
コルセットは本来急性腰痛（ギックリ腰）で用いるものです。痛みが強い時やどうしてもの時にかなり有効な手段です。「痛くないけどつけてると安心」「なんかつけてないと不安でしょうがない」という方は骨盤の不安定さや歪みがあるはずです。そして本来の腰の動き、骨盤の動きが損なわれます。当院でもギックリ腰などではコルセットを用いた施術、指導はさせてもらってます。
ですが、痛くないのにつけっぱなしというのはやはりよろしくありません。当院は患者様がこの先「安定した腰」を手に入れるために、コルセットのつけ方、外す時期、などをきちんと指導させて頂きます。
電気
電気は痛みをとるのに有効な場合があります。ただ、それが根本的に改善してるかというと残念ながらそうではありません。また電気は一時的に気持ちよく、痛みが一時的にひく場合があっても筋肉の劣化・老化をすすめてしまうことが報告されております。その時よくてもぶり返して痛みが出る場合がありますので注意が必要です。当院では電気治療は一切行いません。電気がありません。オリジナルの手技で患者様の腰痛を根本的に解決したいと思ってます。
マッサージ
「身体の状態をみて必要であれば必要最低限」これがマッサージの大原則です。なぜなら人間の身体は疲労が溜まると硬くなる→揉みほぐす→気持ちいい→痛みが減った気がする。だけでいいという単純な身体ではないからです。「なぜ右足でしびれる」「なぜお尻が痛い」を本質的に見極めアプローチしないとなかなか改善しません。「もっと強くマッサージしてほしい」「もっと長くマッサージしてほしい」という負のスパイラルに陥らないよう注意が必要です。
当院ではマッサージも治療の一環で行う場合があります。
けん引
腰痛や腰の疾患で整形外科に通っているかたならば一度は受けたことがある施術方法かと思います。
そもそもけん引というのは昔、脚の骨（大腿骨という大きな骨）の治療で行われていたものです。
けん引は確かに引っ張られている時は気持ちいい感じもします。それでもひっぱられると神経や筋肉、靭帯までもが引っ張られすぎて損傷してしまう事例も確実にあるんです。
当院ではもちろんけん引という治療は行いません。患者様に安全で尚且つ、成果が期待される治療を提供しております。
湿布、痛み止めの注射
湿布を貼ると気持ちいいですよね。ですが、効果があるのは5時間前後と言われています。私もテストで貼りますが実際にそんなもんだと思います。注意しないといけないのでこの5時間を過ぎると湿布が邪魔して患部の熱を体内に閉じ込めてしまうんですね。そうしますと痛みの原因でもある熱を放出することができなくなります。5時間以内で外すのであれば効果はあるかもしれませんが、それ以上貼り続けるのは気を付けたほうがいいです！
注射は超炎症期などには大変有効な治療法です。実際、私も炎症が強すぎる患者様には一度整形外科で注射を打ってきてください。と指導させてもらうことがあります。ですが、炎症がひいて「なんとなく痛い、定期的に注射を打っている」などの方は身体が順応してしまって身体が本来治そうとしているところ、注射でしか解決できなくなってしまいます。
